協力教会制度 3

「賢い妻は主から賜わるものである。」(箴言19章14節)
この言葉は、結婚前には夢と希望にあふれていたが、結婚後は悩みとなった。
しかし、「主から賜わる者が(自分にとって最も)賢い妻なのだ」と受け止めるようになった。
考えること求めるものが違うからこそ、自分の理解が広げられ、賢くされていくことを知ったからである。

壁に「世界が平和でありますように」と貼ってある家がある。はたしてこの家の中は平和なのだろうかと思わされる。
「協力教会制度」をかかげている教会の中で、また家庭の中でまず協力し合うことが根となっていることを重んじたい。

 

また、教会はキリストの花嫁とされているが、「教会」そのものがキリストにとって賢い妻には値しない。ただ教会を愛してくださるゆえに受け入れられ、用いられていることへの感謝を献身として表明したい。

この言葉の前には「家と富とは先祖から受け継ぐもの」とある。教団が受け継いできたものを、互いの教会がパートナーとなって、協力しながら生かし用い、時を得るならば増し加えていくことが教えられる。

 

(11月3日研修会 閉会の祈り 奨励)