協力教会制度 1

(一部抜粋)

 

東北教区 秋の合同研修会 教団組織改革について

2013年11月4日

 

5.教会と教区に関わる改革

今年度、信仰職制委員会は、教団委員会に諮り、「小ブロック(協力教会)制度」を教区牧師会、教団牧師研修会において提案しています。

この制度は、2ないし3教会を基本に小ブロック(協力教会関係)をつくるものであり、趣旨を理解していただくキーワードは、教団が創立以来標榜してきた『霊交互助』と、その具体化である「同労者」「共同の働き」「客観的・広域的視点」です。

まず、協力教会関係にある牧師が、同労者としてお互いの課題を共有し、祈りあう交わりをもちます。また、一つの教会で対応できない宣教の課題が、現代社会には多々あります。これに牧師また教会が協力して取り組みます。さらに、キリストの体の肢(えだ)として、交わりのある牧師と教会が共に喜び、共に祈る教会となることを目指します。

本来、この「小ブロック(協力教会)制度」が目指しているものは、精神Spiritあるいは運動Movementと呼ぶべきものですが、やがて全教会が加わるべきものとして「制度」と称しています。ぜひこの趣旨をご理解くださり、互いに主の栄光を表し、キリストの救いの恵みを広く世に証しする教会となるように、たがいに祈り支えあう教団として、これからも主に導かれてまいりましょう。